申告期間の半分が経過しました
宮内会計事務所に勤める所属税理士です。
2月もまもなく終わろうとしていますが、
ということはつまり所得税の確定申告も
あと半月ちょっとで受付期間が
終わるということでもあります。
具体的には贈与税・所得税は3月15日(火)、
個人消費税は3月31日(木)が期限ですが、
実際には所得税の計算をすると同時に
消費税も計算されることがほとんでしょうから、
3月15日が両方の締め切りであると
考えていただいた方が、いいのかもしれません。
何度も繰り返して申し訳ありませんが、国税庁HPの
令和3年分確定申告特集ページを使っていただけば、
スマホやパソコンで簡単に申告書を作成できますし、
印刷も、ネット経由で提出することも可能です。

確定申告のデジタル対応は他に比べると
まだまだ進んでいないところもありますが、
年々利便性が改善されて行っており、
今年はかなり良いものになっています。
コロナの時代ですから外出はなるべく避け、
人との接触なく確定申告を済ませるには、
大いに活用できるシステムと言えるでしょう。
申告書の受付期間も残すところが
およそ半月余りとなっていますし、
税務署などに行っている時間がなかなか
確保できないというような人は是非、
この特設ページのご利用を積極的に
検討していただければなと思っています。
なお、そうして作成した申告書を印刷し
郵送で提出しようという場合には、
収受印をもらう為の控えと返信用封筒を
必ず同封することをお勧めいたします。
申告をした・していない、という行き違いの
発生を防ぐ為にも収受印のある控えは
手元に残しておくべきだからです。
なお、郵送提出は消印有効となっていますが、
不測の事態をなるべく避けるとう観点から、
あまりギリギリに提出するというのではなく、
可能ならば遅くとも3月10日までには
投函をしておくべきでしょう。