Tears for Fears の2枚のアルバム
宮内会計事務所に勤める所属税理士です。
1989年にアルバム『THE SEEDS OF LOVE』を
リリースした後に仲違いからカート・スミスが脱退し、
2004年の15年振りに2人が揃ってのアルバム
『EVERYBODY LOVES A HAPPY ENDING』までは、
ローランド・オーザバルの1人ユニットとなっていた
イギリスの2人組ユニット、TEARS FOR FEARS。
その、ソロプロジェクトとして活動していた間の
アルバムはこれまで買っていなかったのですが、
ふと聴きたくなってきてしまったので、ならばと、
1993年のアルバム『ELEMENTAL』と
『RAOUL AND THE KINGS OF SPAIN』を購入。
この2枚については、カートとローランドの
2人が揃っている他のアルバムに比べ、
そこまでいい評価を聞かないのですけれど、
実際再生してみると、これは悪くないのでは?
いや、むしろ、かなり好きかもしれません。
特に『RAOUL AND THE KINGS OF SPAIN』は
個人的には大当たりな1枚だと言えそうです。
ネットでの評価は、ある程度は参考になりますが、
最終的に自分の好みに合うかどうかの判断は、
こうして実際に聴いてみなければできないことを、
改めて実感させられることとなりました。
食わず嫌い的に避けていては良い出会いを
自ら捨てているに等しくなってしまうかもしれない。
本や音楽では、私自身これまでにも何度か、
今回のような想定外の大当たりに出会うことが
ありましたし、先入観で決めつけてしまうのは
なるべくやめておいた方がいいですね、やはり。