三鷹駅南口 (武蔵野市、吉祥寺)、とある税理士事務所職員の日常 「美術品」の取扱いの改正

「美術品」の取扱いの改正

2015年02月08日  
国税庁ホームページ吉祥寺(武蔵野市、三鷹市)の税理士事務所、
宮内会計事務所に勤める税理士の卵です。

だいぶ前の話で恐縮ですが、
2013年8月1日のエントリにおいて
「書画骨とう等」に係る
減価償却の取扱いの
説明を致しました。

これについては、昨年12月25日に
国税庁が法人税基本通達等の一部改正を
発表していますので、今回はそれを説明します。

昨年末までに取得した美術品については、
リンク先でも説明しているように、

1)その資産はオリジナルではなく複製品である
     ↓NO
2)その価格が20万円未満である
     ↓NO
3)号2万円未満の絵画である
     ↓NO
4)作者名が美術年間等に登載されていない
     ↓NO
 「書画骨とう等」として非減価償却資産となる


という判定の結果「書画骨とう等」になったものは
減価償却の対象外になるというのが、
税法上の正しい取扱いとなっていました。

これが、今回の改正においてどうなったのか。

時の経過によりその価値が減少しないことが
明らかである物を除くという但し書き付きで、
平成27年1月1日以降に取得した美術品は、
取得価額が1点につき100万円未満か否か
というところを新たな判定基準として、
これを満たすものは減価償却資産として扱う、
つまり、耐用年数に応じて減価償却費として
損金に算入して行くことができることになりました。

なお、平成26年12月31日以前に取得し
非減価償却資産として扱っていた美術品については、
経過的取り扱いが発表されています。

それによると、あくまで新たな判定基準を満たすような
美術品であることが前提条件ではありますが、
この改正が適用となる本年1月1日以降
最初に開始する事業年度(「適用初年度」)において
その美術品を事業の用に供していれば、
「適用初年度」から減価償却資産として
処理をしだした場合に限り、
その処理を認めるとされています。

つまり、「適用初年度」において
非減価償却資産から減価償却資産への
変更を行うのであれば今回の改正が
適用される、というわけです。

カテゴリ : 税金・税法
テーマ : 税金 ジャンル : 政治・経済

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