武蔵野市(三鷹市)吉祥寺、とある税理士事務所職員の日常 「死後離婚」

「死後離婚」

2017年03月20日  
吉祥寺(武蔵野市、三鷹市)の税理士事務所、
宮内会計事務所に勤める税理士の卵です。

ちょっと前の話でかなり恐縮なのですけれども、
何気なくつけた早朝のTVのニュースにおいて、
最近「死後離婚」のケースが増えていると言っていました。

いきなり「死後離婚」と言われても、それがどういうものか
分からないという人もいるでしょうから、簡単に説明すると、
要するに、文字通りに、配偶者が亡くなった後で
その亡くなった人の婚姻関係を解消することです。

何が変わるのかというと、一番は、故人の親族との
法的な縁戚関係を断つことができるわけですね。

配偶者の身内だからと我慢して付き合っていた面倒な親戚、
今後介護を必要とするだろう、痴呆の始まりかけた義理の両親、
自分の両親の世話をするのだけでも大変なのに、
そこまで付き合っているのは自分の身が持たないということで、
この道を選ぶ人が出てくる、というのは理解できます。

これを選ぶのは男性よりも女性が多いというのも、
そういう流れだと考えれば大いに納得できること。

ちなみに、この手段を取りたい場合の手続きですが、
市町村役場の担当窓口に、必要事項を書き込んだ
「姻族関係終了届」を提出する、というだけ。

配偶者の死亡を証明する除籍謄本とか、
その他、自治体指定の各種書類を用意する
必要がありますが、ぱっと見ただけでも、
これは意外に簡単そうだなというのが分かります。


法的な縁戚関係が解消されるということは、
望まぬ扶養や介護から解放されることとか、
相続税における相続人の判定とか、
それでも義理の父や母が亡くなった場合の
自分の子供が持つ代襲相続の権利は残ることとか、
まあ、メリットと考えられることが多そうです。

配偶者とはうまくやれていてもその親族とは駄目、
という人も多いでしょうし、核家族化だったり
老老介護の問題だったり、といったことも考えれば、
こういうのも時代の流れなのかなぁ、とは思います。

自分の両親の介護はどうなるだろうとか、
自分自身の時はどうだろうとか、
色々と考えてしまったニュースでした。





とはいえ、ここに、「生前離婚の財産分与だと、
特有財産は分割対象にならないし、
慰謝料の問題も出てくるし、協議や裁判などに
時間と労力を要さなければいけなかったりするし……」
というような、ある種の打算が働いていたりすると、
また話は大きく違ってきてしまうのですけれども。

カテゴリ : ニュース
テーマ : 気になったニュース ジャンル : ニュース

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